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30代未経験からプログラマーへ転職したい人が知るべき覚悟と戦略

30代未経験からプログラマー転職 副業プログラミング

どうも。パチです。

100%独学で個人でスマホアプリ開発、小さなWEBサービスなどを運用し、少しばかりのお小遣いをもらっています。

とはいえ、レベル的には初心者に毛が生えた程度ですし、生活していくための収入を確保できているワケではありません。

もう30代の僕ですが「ここからプログラマーとして転職できるかな?」と思い、調査した結果、残酷な結論に行き着いたのでご紹介したいと思います。

 

30代未経験からプログラマーへの転職は厳しい

「30代 未経験 プログラマー 転職」などでネットで調べると、転職可能であると煽る記事や動画は非常に多いです。

プログラミング学習は継続が必要である

IT業界は非常に変化の激しい業界で、常に新しい知識へアップデートすることが求められます。

例えば、iPhoneアプリを作る場合、昔はObjective-Cという言語が使われていたのですが、現在の主流はSwiftと呼ばれる言語に変化しています。

僕もObjective-Cを学び、iPhoneアプリをリリースした経験もありますが、Swiftに変化した時は発狂モノでしたw

当初、一度作れば放置できるという発想でしたが、アプリは規約の変更やプラットフォームの仕様変更などがあって、強制的に知識のアップデートが要求されます。

(Androidアプリでは『強制的に非公開』にされた経験もあります)

もし、個人開発して爆益のアプリだったら、必死に勉強し直すか外注して再開発するかも考えれますが、たいてい儲からないのでアプデのやる気が全く起きません。

個人開発であれば放置でもOKですが、業務レベルになるとアップデート毎、苦痛を伴うことが予想できますよね。

(実際にそれを20代中盤で経験して『プログラマーへの転職を一度挫折』しました)

こういった変化が当たり前のように起こります。

 

まだ若ければ、頭の回転や気力体力も充実し、変化を楽しめるかもしれませんが、30代になって衰えを感じる人も多いでしょう。

価値のある人財になるためには、学習を継続してのスキルアップが必須ですが、20代の方が有利であることは明白です。

30代だとプログラミングスキル以外のことを求められる

順調なキャリアを進んでいる人ならば、35歳まではプログラミングのスキルを鍛え、そこからはマネージメントなどの管理職としてのスキルも並行して鍛えます。

年齢・経験に応じて求められる仕事が変化するワケです。

ですが、30代からプログラミングを始めた人が、35歳近辺でマネージメントを任せるまで成長する確率は極めて低い。いうまでもありません。

 

IT系の人財不足は30代以降を必要としていない

昨今では、「ITエンジニア不足」と言われますが、企業が求めているのはある程度の経験・スキルのある人財です。

「それが不足しているから困っている。だから頑張れば…」と思いますが、

20代の若い未経験エンジニアを採用した方が、企業としてメリットがあるのは明白ですよね。

  • 学習能力
  • 気力・体力
  • キャリア形成 など…

 

そもそも本業と並行して続けるのが難しい

未経験ならば、まとまった学習時間が必要です。

30代でニートなら時間が余っているのでしょうが、本業がある人は並行して続けるのが難しいです。

感覚的には現実的に無理かなと思ってしまいます。

僕は新卒で就職した会社を辞める事になった後、3ヶ月間ハローワークで再就職活動(失業保険をもらうため)をしながら、他の時間を全てプログラミングに注ぎ込みました。

その経験が基礎となり、簡単なスマホアプリやWEBサービスは作れるようになりましたが、本業をこなしつつ、あの勉強をするには相当の覚悟が必要だと思います。

 

それを打開するために、高額なプログラミングスクールに通う必要があるので初期コストも重なります。

さらに、実績や学んだことをアピールするために、ブログやgithubなどで成果を公開しなければいけないようです。

どれだけプログラミング対してスキルや熱意があるかを見ているようですね。

 

転職活動は厳しいものになる

大抵の人は、イメージする素晴らしいプログラマーにはなれない。

これが現実・・・!

もし、現在の年収が400~500万円で伸び代がなくて不安…という人などは、プログラマーに転職すると、「年収300万円で不満」というケースになりがちです。

 

客先常駐・離職率の高い会社にしか就職できない

  • 30代未経験で転職してきた
  • 就職できなかった人

などでも良い、客先常駐や離職率の高い会社にしか就職できないのが現実のようです。

世間一般でいう”まともな会社”への就職はと考える方が良い。

 

給料はもちろん、福利厚生も充実してない

本業のお仕事の給料が(年収300万以下など)低く、福利厚生が充実してないブラック企業であれば、まだマシに見えるかもしれません。

プログラマーとして転職すれば収入がアップするのはスキルのある経験者の話で、未経験から他の業界から転職だと、ほぼこの沼にハマるとのこと。

 

スキルアップやキャリア形成に不安

転職して薄給には耐えれるたとしても、

  • 優秀な人がいないのでスキルアップに不安
  • キャリア形成としても微妙

というデメリットがあります。

スキルアップするためには自分の努力は当然ですが、周りに優秀な人がいる環境かも重要な要素です。

やっぱり環境大事。

スキルアップをして将来的には「フリーランス」として働きたいと思っても、スキルアップできないならいつまで経っても独立できません。

 

ちゃんとした所に就職できる人の特徴

30代未経験からでも一部ちゃんとした所に就職できる人もいるようです。

ただし、

  • 人の繋がりがある
  • 才能がある
  • 前職で実績がある

などの背景がある人だけ。

再現性が低いので、この可能性に頼れる人は少ないでしょう。

 

絶望的な状況なのに転職をを勧める理由

以上の背景を考えると、

30代未経験からプログラマーへ転職するのは絶望的。というのは、30代の方であれば普通に理解できるかと思います。

では、なぜ転職を勧めるサイト、広告、サービスがあるのかというと、

『プログラマーへ転職させれば儲かるから』

です。

プログラマーに限らず人材不足の業界は、転職サイトやサービスにお金を払って人材を紹介もらう企業は多いです。

「転職ジャンルは儲かる」というのはアフィリエイト業界では常識です。

 

また、昨今流行っているプログラミングスクールは、未経験者にプログラムの勉強を教えて報酬を得るのと同時に、さらに転職を成功させれば企業からも報酬をもらえるという側面があります。

いや〜賢いビジネスモデルですな(笑)

現役プログラマーの人たちは、その背景を知っている人が多いので「プログラミングスクールはやめとけ」と警笛を鳴らしています。

参考 プログラミングスクールはやめとけ

とはいえ、

この背景を考慮しても「未経験からプログラマーになりたい!」と思う人はプログラミングスクールに頼るしかないという感じですね。

30代からプログラマーに転職を成功する人の特徴は

  • 現在、無職・ニートで是が非でもなんとかしたい
  • 本業が将来的に見込みのない業界である

30代でプログラマーへ転職するなら、この2パターンぐらいでしょう。

有識者の「やめとけ」意見は至極真っ当なのですが、「30代で本業の年収が400万くらいの人はやめとけ」という感じです。

そんな恵まれた・・・・状況ではない人も大勢います。

一般的には『厳しい』と言われる条件でも、全然良い人ならチャレンジしても良いという感じです。

 

特に今はコロナの影響が大きく、将来的に飲食・接客サービスなどの継続できず、未経験からプログラマーへの転職を考えている人も多いでしょう。

ブラック企業で年収300万でも、仕事があって生きていける状態が欲しいならば頑張るのもアリかなと思います。

 

ただし、最初はそれで良くても、耐えれずに辞めている人も多い印象です。

僕はWEBサービスで副業収入を得ている身なので、アフィリエイトに関しての知識もありますが、プログラマー崩れのアフィリエイター本当に多い印象です。

そういう人たちが、さらに未経験者に向けて「プログラミングは稼げますよ!」とネット記事を書き、広告収入を得ようと頑張っている人も多いんですよね〜。。。

生きるって難しいね😇

以下のYoutube動画が参考になります

色々調べた中で、100%未経験の人で一番わかりやすいと思ったのが上の動画です。

これから書く文章を読むのが面倒な方は、コチラの動画をご視聴ください。(11分51秒)

 

できるかどうか?という不毛な議論ではなく、転職するための現実的な方法を紹介してくれています。(8分21秒)

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