未経験から勉強して、在宅副業プログラミングで稼げないか?
コロナの影響から存続できない業種が増える中、新しい収入源としてプログラミングでなんとかしたいと考える人は多いでしょう。
しかし、現実は甘くない。かなり頑張っても95%は失敗すると思います。
ここまで言って何ですが、僕は未経験からプログラミングを学習し、副業として月10万ほど稼いでいます。
昔は完全に失敗ルートを辿っていましたが、運にも恵まれたこともあり週末プログラマーとしてはソコソコの収入を獲得するに至りました。
この経験の中で気づいた、副業プログラミングで稼ぐためのコツやポイントをお伝えしたいと思います。
プログラミングの仕事は簡単に稼げない
「プログラミングができる人材は不足している」といわれますが、実際に利益を出せる人材になるには非常に長い学習時間が必要です。
学習時間を積み重ねてもスキルが上がらない人も多いです。
基礎学力が高い人なら急成長し、イメージするような人材として活躍されるかもしれませんが、全然うまく行かずに挫折してしまう人も多いでしょう。
実際に僕は独学でプログラミングを学習しましたが、挫折と壁の連続でとてもIT業界で働きたいとは思えませんでした。
そして、学習量を積んでも条件の良い高単価案件には巡り合えません。
クラウドソーシングサイトで仕事を探しても、技術力のない人たちで低単価案件の取り合いになってしまっています。
時給換算するとコンビニのバイトと同レベルになってしまう人も多いでしょう。
もしあなたが「フリーランス」に憧れてプログラミングを勉強しようと思っていたとしたら、現実はそんなに甘くないので覚悟が必要です。
つまり、未経験者からプログラミングを勉強して、何かしらの案件をこなして副収入を得るのは非常に難しいということです。
副業プログラミングで稼ぐ考え方と方法
もし、プログラミングを利用して副収入が欲しいのであれば、
『1にアイディア、2にアイディア、3,4がなくて、5にプログラミング技術』
つまり何をするか?が非常に重要になってきます。
技術やリソースが不足する在宅副業プログラミングでは、どれだけニッチで需要のある部分を見つけるかで成功率が全く違います。
収益的に月収何百万といったような派手な結果は絶対に得られませんが、月収数万円と言うレベルであれば現実的に狙えるレベル。というか僕は獲得できています。
しかし、突然「アイディア」と言われても何も思い浮かばない人が多いと思うので、ちょっとヒントを出したいと思います。
自分の得意な分野を中心に考えてみる
自分が他人より得意だったり、続けている事で考えると閃きやすいです。
一番のオススメは、本業に関わる何かをプログラミングで解決するようにすることです。
この作戦はまさに一石二鳥。
本業における人材価値の向上に時間・労力を投下できつつ、プログラミングスキルの上達も見込めます。
たとえレベルが低くても、似たような現場やシチュエーションでは確実に需要があり、セールスポイントとしてアピールできます。
- 目標が明確化しやすくモチベーションが保てる
- 成果物の効果を実感しやすい
- 内情をよく知っている
- ↑を繰り返していたらスキルが上がる
この様な面から、本業に活用した何かをするのが一番期待値が高いと思います。
※仕事をしていない専業主婦の方でも、毎日繰り返ししている作業を自動化してくれるプログラムとか、生活の質の向上に役立つので効果的かも知れません。
例えば、事務作業一つでもエクセルのマクロを使える方が作業効率もアップします。
エクセルのマクロレベルならば、ネット上に無料の情報がたくさんあり、苦手意識があっても少し勉強すれば劇的に変わります。
また、中小企業ではIT系の人材が不足しても、雇う資金や採用のための知識がないケースも多いです。
いきなり畑違いのIT系の部署に飛ばされ、ついていけないからと辞める人も多いですよね。しかし、逆にその部署に入ってある程度仕事ができる準備があれば人材として重宝されるかも知れません。
逆に、本業とプログラミングが全く畑違いで生かせない場合は、どちらも中途半端になって期待するような効果は得るのは難しいでしょう。
「そんなの既にある、やっても意味ない」と考える人は非常に多いですが、「自分の場合だったら、もっとこうした方が良いのに…」という細かい不満がありませんか?それを解決してあげるのです。
ニーズは少ないかも知れませんが、WEBで公開すれば世界中の人がアクセスできますし、口コミで広がれば一気にユーザー数が増えてくれます。
ランチェスター戦略を意識して計画する
ランチェスター戦略とは弱者が強者に勝つための考え方についてまとめられた戦略です。
※YouTubeでオリラジ 中田さんがわかりやすく紹介してくれています。
僕は基本的に1人で小規模サービスを開発しています。
「技術不足」「リソース不足」とあらゆる面で弱者なので、このランチェスター戦略を常に意識しています。
学習当初はがむしゃらにプログラミングしまくってスキルは上がりましたが、うまく収入を得られませんでした。
今振り返ると、ランチェスター戦略でやってはいけない事のオンパレードです(笑)
個人的に重要だと思ったポイントは
- 他と明らかに違った優位性がある
- 簡単にパクれない(パクりたくない)
この2点。
使う人が価値を感じてくれる違いや優位性があれば、どんなにショボくても使ってくれます。
そして、あなたが作ったものが簡単にパクれないような工夫をしておくのも大事です。「稼げる」と察知されると、すぐにパクって来るやつが出てきます。
特にアイディアはないけどプログラミングスキルはある人がパクってくるイメージですw
僕もいろいろなサービスを自作しましたが、うまくいったサービスは全てこの条件を満たしていました。(後述アリ)
副業プログラマーが目指すべき爆益ルート
アイディアはたくさん浮かぶけど、実現するスキルがない…という方は、副業プログラミングで稼ぐチャンスを掴めるように思います。
外注という選択をしても良いですが、自分にスキルがあれば大幅に開発コストを下げれます。(自作できるだけではなく、発注時にも交渉しやすい)
ユニクロの柳井社長が書いた「一勝九敗」という書籍にもありますが、新しい事は1割成功できれば御の字です。
同じような失敗を繰り返すのはただのアホですが、失敗の度に何かを学べば、いつかこの1割を掴めるはずです。スキルを身に付けてアイディアのチャレンジ回数を増やせば成功確率もUPするはずです。
最終的には、
自分よりプログラミングできる仲間を探して、優秀なWEBサービスとかを作り出すこともできるかも知れません。
有名なIT企業の社長さんとかはこのタイプ!(だと思う)
【極秘】実際に僕が作ったサービスとその結果
僕は小規模サービスをたくさん開発してきました。
実際にしている具体例を紹介しつつ、自分の役に立ったか?収益はどうなのか?をご紹介したいと思います。
本業に活かしたケース
役立ち度:
収益:
現在のメイン収益の一つがアフィリエイトによる収益です。
記事を量産するためのツールや、チャートを簡単に生成できるツールなどを作りました。
特にWordPressのプラグインなどは、難易度が低い上、繰り返し使えるのでいろんな種類を作りました。
正直、収益面での効果はわかりづらいですが、本業に関わる作業なのでモチベーションも継続し、作業効率が上がったり、今まではできなかった検証が可能になっています。
得意を活かしてを作ったケース
役立ち度:
収益:
実は僕、パチスロ歴10年以上になります。
パチスロに関してはかなり詳しい部類の人間なので、パチスロ中に自分が欲しいツールを作ったワケです。
最初に作ったスマホアプリということもあり、クオリティは低さはハンパないものの、「儲からない」「イメージが悪い」「斜陽産業である」などネガティブな要素が多いからかライバルが少なかったです。
これだけで月数万円稼げてましたが、さらに、コロナの影響でユーザー数が激減して儲からなくなったため公開させていただきました。
今、稼ぎ頭のサービス(ボカシます)
役立ち度:
収益:
例えばですが、迷惑電話を検索するサイトのようなものを、3,4サイト稼働させています。
↑こんなの。
知らず知らずの内にお世話になったことはないですか?
上記のサイトを見るといろんな場所に広告が貼っており、その閲覧数で収益を獲得するモデルです。
こういうタイプのサイトは
- 迷惑電話を調べる人がいる→連絡元がわかって安心
- 迷惑電話を報告→困った人に貢献できて嬉しい
という感じで、見る側と書く側の双方にメリットがあり、常にサイトが更新されるのです。
つまり、ほぼ放置でチャリンチャリンとお金が入ってきますw
サイトの技術的なレベルも格段に高いワケではありません。
という事で、似たようなシステムを採用できる切り口を探し出してサイトを制作し、チャリンチャリンとお金を得ています。
ユーザー一人当たりの単価が非常に低く、訪問者数も多くはないので、数万円レベルにしかなりませんが、マイナーな分野が故に安定的にお金を運んできてくれています。
※ランチェスター戦略の観点から、既にある迷惑電話検索サイトより明らかな優位性を持たせる術を持っていない人は真似すべきではありません。
自分のWEBサイトを作成できるサービス【大失敗】
役立ち度:
収益:
「無料の個人ブログはあるけど、無料で自社サイトを作れるサービスはない」
昔、こう思って1人でサービス開発したことがあります。
それは、それは大変だった。なのに、技術力・リソース不足からハリボテしかできなかったし、『https://ja.wix.com/』という、まさにソレと言わんばかりのサービスが出てきた事で完全にゴミになりました()
ランチェスター戦略の考え方的にも0点で、負けて当然の戦でしたね。
活用事例からわかるアイディアと戦略の重要性まとめ
全てランチェスター戦略の考え方に当てはまります。
パクられない理由として、本業や得意な分野に関してだったり、ニッチジャンルで戦っているのもありますが、労力に対して報酬が低いのも大きな理由だと思います。
僕の作るWEBサービスの多くは、客単価が非常に低いです。(サイト訪問者一人当たりから得られるお金)
Google Adsenseを貼り付けているだけだと、1000人来て10円くらいですからね。
なので、企業がリソースを投下して作るレベルでもないですし、プロのプログラマーから見て時給換算したらかなり悪いので、技術力のある人からしたら時間の無駄です。
今まで何千時間とコーディングしてきて、月○万円とかどこのブラック企業かな?(笑)
でも未経験から副業でプログラミングできるレベルだと「稼げるチャンス」になります。
最初にも言いましたが、未経験から在宅副業プログラマーで稼ぐのは難しいです。
ですが、自分の得意な分野などと掛け合わせれば、あなただからできたオリジナルコンテンツができるはず。これが世間一般でウケれば爆益ですが。
未経験からの副業プログラミングで稼ぐコツを紹介しました
プログラミング未経験の人が、案件を受けて稼ぎ続けるというのは非常に難しいです。
プログラミングスキルを磨いて、さらに人のニーズに応えて自分の利益を出せるようなアイディアがなければ稼げません。
良質なアイディアを生み出せるならば、自分で作るのではなく外注してしまうのも良い手段でしょう。一つのアイディアがヒットし、利益になれば再投資できる資金も確保できますから。
最後にですが、僕は副業プログラミングで稼ぐというのは非常に難しいと考えています。
WEBサービスなどである程度収益を獲得している僕ですが、作ったサービスに来てくれる月間閲覧者数は数百万人規模で来てくれています。
ちょっと調べるとわかりますが、有名ブロガーよりよっぽど人が来てくれています。しかし、収益では彼らの1/10もないでしょうね。
最初はプログラミングを頑張っていた僕ですが、もっと低スキルなのに稼いでいるアフィリエターや投資家がたくさんいる事に気づいて、週末プログラマーへと成り下りました。
勢いで挑戦するよりも、キッチリ計画を練ってから挑戦しないと、時間をドブに捨てることになるので注意してね。
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